名古屋大学の研究科ではPhDスキルに関連する様々な授業が開講されています。当サイトでは、大学院生が研究科の枠を越えて受講できる科目を一覧にして紹介しています。
定員数をこえた場合、受講できないこともありますので、ご了承ください。
受講のための手続き
- WEBの「他学部講義選択」から他研究科科目を履修登録
- 授業担当教員に連絡し、受講許可を得る
- 所属研究科の教務学生係に申し出る
習得した単位が卒業単位、または随意科目となるかは研究科により対応が異なります。詳細は、各研究科の教務担当係にお問い合わせください。
web履修登録の詳細については、所属研究科からの案内をご覧ください。
一部の研究科ではweb履修登録を行っていません。該当研究科の学生の皆さんは、他研究科履修の方法について、所属の教務担当係にご相談ください。
2022年度春学期
(科目名をクリックすると詳細が確認できます。)
科目名 | 授業内容 | 授業時間 | 関連するPhDスキル | 特記事項 | |||
思考 | 提案 | 協働 | 自律 | ||||
環境の倫理 | 環境問題や環境保全の事例を題材に、講義、討論、ゲームを通じて「科学に問うことはできるが科学だけでは答えられない問題」を扱うために必要な方法論や概念を習得する。 | - | 〇 | 隔年開講のため2022年度は開講しない。 | |||
Comparative Methods | This course addresses basic framework of academic researches, the core ideas of causal inference, and the differences and similarities among a variety of methodologies. | Thu 4 | 〇 |
There will be weekly assignments counted for the grading. |
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日本語論文作成法 |
学術的な日本語表現法に関し、留学生には実践的トレーニングの場を、チューターやTAには添削や議論を通じた指導法のトレーニングの場を提供する。 | 木1 | 〇 | ・主に留学生を対象とするが、チューター従事者など学術的な日本語指導に関わるネイティブ学生の受講も可。 ・受講の可否やクラス分けは、プレイスメントテストの結果をもって決定する。 ・当科目は、文系のための論文作成法の授業である。 |
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イノベーション体験プロジェクト | 企業技術者の指導の下で、異なる専攻分野からなる数人のチームで課題解決に向けたプロジェクトを実施する。 | 原則として水曜午後3〜5時限 | 〇 | https://creator.cplaza.engg.nagoya-u.ac.jp/creative/ テーマ説明会:4月8日(金)13時よりESホールおよびZOOM申込締切:4月11日(月)正午必着 |
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Academic writing II | This course offers a look at various styles and methods used in academic writing as done in the Social Sciences. The course introduces the student to the idea of clarity and consistency in writing. | Wed 4 | 〇 | ||||
Joint Research Workshop I | This course trains the abilities to organize a joint research, to manage it jointly, to pursue assigned research and to conduct a cross-disciplinary joint research. | Tue 3, Tue 4 |
〇 | ||||
English Communication in Environmental Issues | Students will improve international communication skills through analysis, policy proposals and discussions on environmental issues. | Fri 4 | 〇 | ||||
ベンチャービジネス特論I | 大学の研究をもとにした起業または事業化に際し、どのような問題が起こりうるのか、それをどのように解決したのかなど、新規事業を考える際の道筋を、事例を踏まえて学ぶ。 | 木3・4 | 〇 | ||||
リサーチ・倫理・情報リテラシー | オンラインで閲覧可能なデータベースの活用方法などについて演習形式で学ぶとともに、倫理的な側面についてもレクチャーを通じて理解を深める。 | 火2 | 〇 | ||||
工学のセキュリティと倫理 | 工学を学びこれを世の中で役立てようとするものが身に付けるべき倫理と権利意識および情報セキュリティに関する知識を総合的に学習する。 | 月2(オンデマンド) | 〇 |
2022年度秋学期
(科目名をクリックすると詳細が確認できます。)
科目名 | 授業内容 | 授業時間 | 関連するPhDスキル | 特記事項 | |||
思考 | 提案 | 協働 | 自律 | ||||
ジェンダー学概論 (21年度以前入学者) ジェンダー学発展演習 (22年度入学者) |
国内外の様々な領域の事象や文献について、文献購読、レジュメ作成、ディスカッション等を通じて「ジェンダー」の視点から理解を深める。 | 月4 | 〇 | 専門分野を問わず、また単位が不要であっても、関心や意欲のある学生の真摯な受講は大いに歓迎。 | |||
ベンチャービジネス特論Ⅱ | 起業化や創業のために必要不可欠な専門的な知識を公認会計士や中小企業診断士等の専門家を交えて講義し、ベンチャー企業経営に必要な知識を習得する。 | 木3・4 | 〇 | 人数制限あり( 60 名程度) | |||
最先端理工学特論 | シンポジウム形式の学術討論を通して、最先端の理工学研究を学ぶ。 | 集中講義( 2 日) | 〇 | ||||
最先端理工学実験 | 最先端の理工学の研究動向を学び,またその研究を行うために必要な高度な実験に関する知識と技術を習得する | 9~11 月頃 延べ1週間程度 | 〇 | ||||
Academic writing I | This introductory course on thesis composition and research management is open to English- and Japanese-speakers. | Mon 4 | 〇 | ||||
Joint Research Workshop Ⅱ | This course trains the abilities to organize a joint research, to manage it jointly, to pursue assigned research and to conduct a cross-disciplinary joint research. | Mon 4, Mon 5 |
〇 | ||||
Project Management I | The goal of this course is to understand the method of proposing a project, organizing a research group and managing the project. | Mon 3 | 〇 | ||||
工学のセキュリティと倫理 | 工学を学びこれを世の中で役立てようとするものが身に付けるべき倫理と権利意識および情報セキュリティに関する知識を総合的に学習する。 | 月1 (開講形式:未定) |
〇 |
その他の科目群(各項目をクリックすると詳細が閲覧できます。)
大学院共通科目
学術研究者または高度職業人として国際的に活躍するための基盤となる、専門分野の枠組みを超えて共通な学力、資質・能力を涵養することを目的に、さまざまな大学院共通科目が開講されています。論文の書き方、体験を通じて学ぶワークショップ形式の講義、英語以外の諸外国語など、多岐にわたる科目が用意されています。
G30プログラムの提供する科目
G30(グローバル30)国際プログラムは、国籍に関係なく、外国の教育制度に基づいた教育を受けてきた学生を対象に開講され、世界水準の教授陣により、最新の研究内容や実用的な知識を英語で学ぶことができます。G30が提供する科目は、プログラムに所属しない一般学生が受講することも可能です。
NU-EMI Project
名大では英語による質の高い国際プログラム(上述のG30)が提供されており、これらの講義を一般学生も受講することができます。しかし、日本人学生にとって英語で講義を受講することはハードルが高い面もあると思います。NU-EMI Projectでは、チューターによる個別指導、グループ学習、ビデオ録画などを通じて、英語で学びたい学生を支援しています。