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申込〆切は、5月20日(月)17:00
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<発表について>
◎龔 詩雅 さん
名古屋大学大学院・人文学研究科・D2
発表タイトル:文化的背景の異なる話者の間で、合意形成に向けての異なる意見への応答方法と意見の調整方法
紹介文:同じ意見に達するという合意の形成が問題の解決、課題の達成に有利である一方、うまく合意形成できる話し方が良い人間関係に役割を果たしている。意見の一致を達成するために、相手の意見を取り入れつつ自分の意見を調整する必要があり、展開の仕方が複雑になる。特に、自分の考えとは違う相手の意見が表明された後、どのように応答するか、どこに配慮すべきかなどは難しいと感じられる。さらに、異なる文化を持っている中国語を母語とする日本語学習者と日本語の母語話者との接触において、双方の違いを意識した上で、コミュニケーションのスタイルを柔軟に調整していく姿勢が求められる。そこで、本研究は異文化コミュニケーションの会話を取り上げ、異なる意見に対しての応答方法と意見の調整方法を解明したい。
◎ガンボルド トゥグルドゥル さん
名古屋大学大学院・法学研究科・D2
発表タイトル:著作権者と利用者の利益のバランスが取れた法制度へ
紹介文:いわゆるデジタル化の拡大に伴い、著作物の新たな利用形態(パロディ、コンピュータープログラムのリバースエンジニアリング等)が多数現れるようになった。これらの利用形態は、社会に新たな価値を生み出している。しかし、モンゴル著作権法は、このような利用に十分に対応できていないという問題がある。そこで、研究において、モ・日・米・英との比較法的観点から、著作権法を取り巻く環境の変化にしなやかに対応可能な法制度のあり方を論じている。