思考分析理解
ThinkingAnalyzingUnderstanding
IB電子情報館 014講義室
014 Lecture Room, IB Building

東京工業大学の理系学生になぜ「メディア論」を教えるか?-東工大のリベラルアーツ教育の意味と実践-

-東工大のリベラルアーツ教育の意味と実践-

講義番号
Lecture Number
DIIprogram Solution Design_2021_12_3
更新日
Update date
2021.10.29
公開日
Release date
2021.10.29
東京工業大学は2016年、従来の教養課程を一新し、リベラルアーツ
研究教育院をスタートし、1年生から博士課程まで、全学年に対して、リベラルアーツ教育を行うようになりました。テクノロジーが世界の未来を決める時代だからこそ、理工系の研究者/技術者には、単なる知識に止まらない、教養=リベラルアーツが求められる。そこで同院では積極的に大学外から人材を集め、幅広いリベラルアーツ教育を実践することになりました。ジャーナリストの池上彰氏を2012年に教授として迎え入れて以来、社会科学/人文科学の分野から、学者から文化人まで幅広い人材を教員として迎え入れ、「理工系の知をリベラルアーツの力で社会につなぐ」試みを実践してきました。今回、登壇する柳瀬は、30年間日経BP社で記者および編集者として、メディアの世界で仕事をしてきました。学者じゃないメディア人が理工系学生に「メディア論」を、「リベラルアーツ」を、どう実践的に教えているのか? これまでの試行錯誤をお話しします。
題目
Title
東京工業大学の理系学生になぜ「メディア論」を教えるか?-東工大のリベラルアーツ教育の意味と実践-
実施形態
SeminarForm
講義・ワークショップ

Course/Workshop

開催日
Date
2021年12月03日

December 3(Fri.)

時間
Time
16:30-18:00
講義室
Venue
IB電子情報館 014講義室

014 Lecture Room, IB Building

対象者
Eligibility
DIIプログラム生、LGS学生、名大の全学部・全研究科に在籍する学部生/大学院生

DII students, LGS students, all students in Nagoya Univ.

定員
Maximum Participants
50名

50 persons

参加費
Fee
無料

No Fee

言語
Language
日本語

Japanese

講師
Instructor

柳瀬博一氏

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 教授 メディア論

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(メディア論)。1964年生まれ。静岡県浜松市出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社し「日経ビジネス」記者を経て単行本の編集。『小倉昌男 経営学』『日本美術応援団』『社長失格』『アー・ユー・ハッピ?』『流行人類学クロニクル』『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』などを担当。2006年「日経ビジネスオンライン」立ち上げに参画、のちに同企画プロデューサーとして広告企画を数多く担当。2013年には東工大のリベラルアーツ改革を記述した『池上彰の教養のススメ』を編集する。TBSラジオ、ラジオNIKKEI、渋谷のラジオでパーソナリティとしても活動。2018年3月日経BP社を退社、同4月より現職に。著書に『国道16号線 「日本」を創った道』(新潮社)、『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』(小林弘人と共著、晶文社)、『「奇跡の自然」の守りかた』(岸由二と共著、ちくまプリマー新書)、『混ぜる教育』(崎谷実穂と共著、日経BP社)。なお、蛇足ながら、名古屋大学の天野浩先生の高校の後輩になります(浜松西高1983年卒)

主催
Host
未来エレクトロニクス創成加速DII協働大学院プログラム

DII (Deployer-Innovator-Investigator) Collaborative Graduate Program for Accelerating Innovation in Future Electronics

問い合わせ先
Contact
ichiro.nishimoto@dii.engg.nagoya-u.ac.jp(DIIプログラム 特任准教授 西本一郎 )

内容

Additional information

12/2(木)18:00までに、(1)氏名、(2)所属、(3)専攻、(4)学年、(5)e-mailを記載の上、ichiro.nishimoto@dii.engg.nagoya-u.ac.jpに申し込むこと。